当院では甲状腺疾患に対し、専門的な診療を行っています。主に血液検査やエコー検査を行いますが、予約なしで検査できますので、癌を含め甲状腺の病気に不安をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
リンパ節の病気は、リンパ節(体の免疫系の一部)が正常に機能しない、または異常に腫れる状態を指します。
これは感染、免疫系の疾患、またはがん(リンパ腫など)によるものである可能性があります。ただし、正常でもリンパ節が触れることはよくあります。
リンパ節の病気の最も一般的な症状はリンパ節の腫れで、特に首、脇の下、鼠径部に多く見られます。
外から侵入した細菌やウィルスなどの異物をやっつける場所であり、体を守る関所としての役割があります。
のど痛みや首の腫れの痛みがある場合は、細菌やウィルスが原因の可能性があり、それらの原因をやっつければ治ります。
逆に痛みがない場合のリンパ節の腫れは、のどの癌や甲状腺の癌が転移してきている可能性もあります。しばらく様子を見て消えなかったら、ほったらかしにせず一度受診してください。
リンパ節の病気の治療は、原因によって変わります。感染症が原因の場合、抗生物質や抗ウイルス薬が処方されます。
リンパ腫や他のがんが原因の場合、化学療法、放射線療法あるいは手術の高度な専門治療が必要になるので、専門病院へ紹介します。
甲状腺の病気は、大きく分けて2つに分けられます。
一つ目は、甲状腺ホルモンが高いか低いかという病気です。甲状腺ホルモンが高い病気にはバセドウ病があったり、甲状腺ホルモンが低い病気には橋本病があったりします。
二つ目は、甲状腺がんかどうかという点です。甲状腺がんの中には、経過がゆっくりな甲状腺乳頭がんや治療が非常に難しい未分化がんなどがあります。
甲状腺の病気を調べるためには、問診、触診、採血検査、甲状腺超音波検査を行います。
甲状腺ホルモンは、全身の代謝に関わる大事なホルモンです。脂肪や糖分を燃焼させエネルギーを作るので、高脂血症や高血圧にも関係します。また交感神経を刺激するため、心臓機能や発汗も調整します。また小児の正常な成長や発達にも不可欠なホルモンです。
甲状腺機能低下症では、疲労感、便秘、体重増加、冷え性、鬱状態などがあります。一方、甲状腺機能亢進症では、急激な体重減少、心拍数の増加、神経過敏、発汗過多などの症状があります。
甲状腺腫や甲状腺がんでは、首の前部に塊(しこり)を感じることが多いです。
甲状腺の病気の治療は、その種類によります。甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンを補う薬が一般的に処方されます。甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンの生成を抑える薬物療法、ラジオアクティブヨード治療、あるいは手術が適応されます。
甲状腺腫や甲状腺がんでは、手術や放射線療法が行われることがあります。
当院では甲状腺疾患に対し、専門的な診療を行っています。主に血液検査やエコー検査を行いますが、予約なしで検査できますので、癌を含め甲状腺の病気に不安をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
食事の際にのみ首の腫れや痛みが出る場合、耳下腺や顎下腺などの唾液腺の病気の可能性があります。当院ではまず触診を行った後、血液検査やエコー検査を行った上で、何が原因で腫れているのかを診断します。